
2023年3月13日マスク着用解禁!?心配なのは新型コロナ?それともご対面?
2023年2月21日
先日、2023年3月13日からは、屋内外関わらずマスクの着用は個人の判断に委ねるという政府方針が発表されました。
2020年春から始まったマスク生活も2年以上が経過し、日常生活でマスクを付けずに外出することはほぼなくなりました。
昨年2022年5月には屋外でのマスク着用は不要であると政府方針が発表されましたが、それでも外している方のほうが少ないように思います。
素顔の生活に抵抗感はありませんか?
マスクで顔を隠している状態で生活することに慣れてしまい、マスクを外して人と会うことにちょっと気恥ずかしさを感じる方も多いのではと思います。
女性はメイクの手間も増えてしまいますし、男性よりもマスクを外すことに抵抗感が強いでしょう。
正直、どんな顔して人と会ったらよいのか分からなくなっています。
マスクをしていても良いことにはなっていますが、、、いつかは外す時がくる訳ですし、早めのほうがいいのかとか考えています。
マスク着用の口臭拡散防止効果
マスク着用がもたらしていたメリットのひとつに、口臭の拡散をある程度防いでくれるというのもあります。
以前は臭いの強いニンニクやニラを食べた後や、お酒を飲んだ後、またタバコの臭いなど、結構気にしていたものですが、マスク生活の中ではあまり気にならなくなっていました。
口臭の原因は臭いの強い食べ物以外にも口内環境や体内環境の悪化などがありますが、自分ではなかなか気付きにくいものです。
マスクの着用は個人の判断になりますが、強要はされなくてもマスクを外さなくてはいけないシーンも増えてくるでしょう。
その時に「今臭ってる?」なんて慌てなくていいように、事前のケアを心がけていきたいですね!
そもそも、口臭の原因はなに?
自分では気が付きにくいのに、周囲の人を不快にさせてしまう悩ましい口臭ですが、その原因は大きく分けて3つに分けられます。
原因1. 口内の原因菌の増加
原因2. 体内環境の乱れ
原因3. 飲酒・喫煙など
原因3については嫌な臭いに感じるものを摂取しているので臭って当然ですが、原因1と2は体の中に口臭の原因があり、対策が必要です。
原因1. 口内の原因菌の増加
歯周病
歯周病菌が作り出す揮発性硫黄化合物(VSC)が口臭の原因となります。歯周病は、歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖し、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。
虫歯
虫歯によってできた歯垢や歯石に細菌が繁殖し、口臭の原因となります。
舌苔
舌の表面に白い苔状のものが付着し、その中に細菌が繁殖することで口臭が発生します。
乾燥口
唾液の分泌量が減ると、口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。
入れ歯
入れ歯が不衛生な状態だと、細菌が繁殖しやすくなります。
対策
口腔内に原因がある場合、ほとんどは細菌の増殖によるものになります。
歯周病や虫歯などの治療が必要なものから、歯みがきなどの毎日のお手入れで改善される場合も多くあります。
原因2. 体内環境の乱れ
消化器疾患
胃炎、胃潰瘍、腸炎など、消化器系の病気によって口臭が発生する場合があります。
糖尿病
糖尿病患者は、口が渇きやすく、唾液の分泌量が減るため、口臭が発生しやすいです。
腎臓病
腎臓病になると、尿素などの老廃物が体内に蓄積し、口臭の原因となることがあります。
鼻の病気
副鼻腔炎や鼻炎など、鼻の病気も口臭の原因となることがあります。
対策
胃や腸などの消化器官内に原因がある場合、糖尿病や腎臓病などの病気が原因である場合など、体内環境に原因がある場合は対策が難しくなります。
口臭は胃から逆流する臭いの場合と、血液を介して肺から呼気として排出される場合がありますが、どちらも我慢でどうにかなるものではありません。
体内にあるニオイの原因物質に直接アプローチするのが得策です!
消臭効果がある成分
私たちの生活の中には、消臭効果のある成分を含む食品が様々な場面で活用されています。
代表的な消臭成分とその働きについて解説します。
1. カテキン
緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、強力な抗菌作用と消臭作用を持っています。
口臭の原因となる細菌の繁殖を抑える働きがあります。
2. ポリフェノール
カテキン以外にも、ぶどうやリンゴに含まれているポリフェノールにも抗酸化作用や殺菌作用があり、消臭効果を発揮します。
リンゴに含まれるプロシアニジンは美肌などの美容効果も期待されています。
3. シャンピニオンエキス
マッシュルームの一種であるシャンピニオンから抽出した成分には、口臭の原因となる硫化水素などの悪臭物質を吸着してニオイを抑制する働きがあります。
また、腸内環境を整える働きも期待できるので、体臭や便臭の改善も期待できます。
4. フィトンチッド
フィトンチッドは、植物が自ら作り出す揮発性物質で、その消臭効果は非常に高いものがあります。
森林には落ち葉や動物原因の様々な腐敗物があるにも関わらず、爽やかな香りで満ちているのは、フィトンチッドのおかげなのです。
フィトンチッドの消臭メカニズム
- 分解中和消臭
- フィトンチッドは、悪臭の原因となる成分に直接働きかけ、それを分解・中和します。例えば、アンモニアや硫化水素などの悪臭成分を、無害な物質に変えてしまいます。
- 吸着消臭
- フィトンチッドは、悪臭成分をその表面に吸着させることで、臭いを抑えます。
- マスキング
- フィトンチッド特有の爽やかな香りによって、悪臭をマスキングする効果もあります。
まとめ
口臭対策には、口腔内や体内環境の改善には医師に相談することが必要になるケースもありますが、個人でできる対策は日々の食生活の見直しが効果的です。
しかし、臭いの原因が特定しずらい場合はサプリメントの利用も考慮にいれましょう。
追記
マスク解禁が先行して行われますが、2023年5月8日には新型コロナウイルスも季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への引き下げが決まっています。
新型コロナウイルスの認可済み治療薬も流通していることもあって、特別強い毒性を持つ変異ウイルスが現れなければ季節性インフルエンザと同じであるとの判断でしょう。
ただ気を付けなければいけないのは、日常的に行ってきたマスクの着用と手指消毒で季節性インフルエンザの感染者は激減していましたが、新型コロナウイルスは流行の波はあるとはいえ、感染者を増やしていたということです。
新型コロナ流行前と同じとまでいかないですが、日常を取り戻しつつあります。海外からの旅行者も増えていますし、国内旅行を楽しまれている方も多いと思います。
新しい変異株が国外から国内に持ち込まれるのを防ぐのは難しく、これまでよりも短期間で変異株が入ってくることは間違いありません。
完全に季節性インフルエンザと同じ扱いになれば、予防も治療も自己責任です。体調管理をしっかりと行って、健康的な日常をおくれるようにしてくださいね!